渭南エココミュニティー

INAN eco community
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黄金の釘

 前回書いたように、わたしからの発信は今日をもって休止する。また何時か書きたくてたまらなくなったら再開するかもしれないし、このまま消え去るかもしれない。前回は「人生の整理」と理由を書いたが、言葉を変えれば「老いじたく」でもある。インド風にいえば「林住期」よりも「遊行期」に、中国風でなら「白秋」よりも「玄冬」にさしかかった老境に立たされた身の、わたしなりの処し方である。だが、一部国や県、町との関係ではもうしばらくお付き合いを続ける部分もある。そして一つだけ、死ぬまで続けたいライフワークがある。「劫初より つくり営む殿堂に われも黄金の 釘ひとつ打つ」 の歌を旨に、わたしの五体をつくり育んでくれた故郷の自然と地域に、ほんの少しでも恩返しをすること。わたしにとって殿堂である故郷を、より善い姿で永続させるためのお手伝いを、命あるかぎり続けること。ふるさとに「黄金の釘」を打つことの夢だけは求め続けるつもりである。
 変人のたわ言にお付き合いくださった方々に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

卒業

 愛知県のどこかの小学校が、児童たちの午後9時以降のスマホ使用を禁じることにしたと報道された。国内で「スマホ依存症」が52万人以上居るとの記事を読んだこともあり、当たり前の対応だと思う。ただ、これがひとつの教育委員会内にとどまらず、国の対策として取り上げられないことが不満である。ネットが消費する電力量について書いたこともある。携帯電話の生産時の温室効果ガス排出量に触れたこともある。世間が変われば国も変わるかと期待したが、所詮世間が変わらない。来月からWindows XP のサポートがなくなる。3台使っているパソコンは、慣れ親しんだXPばかりで、いちばん新しいものにもXPを載せている。パソコンの新規購入も考えてみたが、片田舎の老人のたわごとなどそろそろ辞めたらいいと思うようになってきた。パソコン代はカメラボディーに回すことにした。今ひとつ、人生の整理という意味合いもある。世を去る前に少しずつ世間との関係を縮小すべきだと、考えるようになってきたのだ。卒業の季節に、わたしも一つずつ卒業したいと考えている。

レンジャク北上、ツバメ初認

 10時前、家の前の電線にレンジャクが12羽とまった。ヒレンジャクだかキレンジャクだか分からないので双眼鏡を出そうとしているうちに飛び去ってしまった。ずっと南で冬を過ごすらしいレンジャクは、この時期になると通過する姿が見られる。そのすぐ後、田んぼの上を飛び回るツバメを1羽見かけた。いよいよ春である。

3月11日

 またまた3月11日が巡ってきた。わたしの場合大震災より、地震と津波を軽んじてきた一部の人間が引き起こした「原発事件」を思い返すのが、今日この日である。事故の原因も究明されていない中でますます加速する「原発再稼動」。最近の文芸春秋に掲載された田原総一朗さんの一文を引き合いに一言。
【自民・公明両党の東日本大震災復興加速化本部の大島理森本部長は「私は火力も限界だと思う。古くなって使うのを止めた錆だらけの火力発電所を無理矢理に修理して使っている常態で、いつ事故が起きるか気が気でない。それに原発停止分だけで年間3兆6千億円も海外に流出している(輸入コストが膨らんでいる)んですよ。しかも、火力中心だとCO2が増えて環境が大変なことになる。‥‥だからそれまでは原子力発電でいくしかないんです」】
 国に目をつぶされて見えなくなった奴隷としての国民なら、こんな言葉で騙せるかもしれない。しかしよく読んでいくと、錆だらけの火力発電所とは、原発にシフトして不要になったから維持管理しないで放置したプラントのことなのである。(不使用でも財産管理の人件費等も当然必要だし、所有している電力会社にかかる固定資産税などはこの間も電気料金として受益者に負担させてきた。)。原料の輸入コスト増は、量の増加より「アベノミクス」がもたらした円安による為替差損の方が大きいというのが、エコノミストの論評である。さらにCO2排出量では、原発に使うウランの採掘から廃棄、施設の建設から廃棄までのトータルでの評価をまったくやらないで、単純に化石燃料だけ取り上げたものである。電事連やプラント関連企業の利益しか頭にないこんな発言に、日本国民は肯くのだろうか?

家事労働格差

 愛媛新聞の地軸子は家事労働時間の男女間格差をとりあげた。日本人男性のそれは一日約1時間でOECD加盟国中最低レベルだという。ところで私のやっている庭仕事や自家消費のための野菜作りは家事には当てはまらないのだろうか?家族のためにやっている仕事だから、立派な家事だと思うのだが。私の主張のようにこれが家事だとしてもらえるなら、こんどは都市部と過疎地域の格差も気になるところだ。街中にくらす人なら、とくに集合住宅での生活なら屋外の家事など思いもつかないだろうが、農村部での生活では屋外の日常作業はひきもきらない。私などは雨が降ったら休めるが、好天が続くと連日の作業で筋肉痛がずっとつづいている。

オガタマノキ開花

 天の岩屋戸にこもる天照大神を誘い出す時に、踊り手となった天宇受売命(あめのうずめのみこと)が手にしたとも伝えられている招霊樹(おぎたまのき)・オガタマノキが町内岩水にあり町指定文化財として大切に保存されている。岩水のオガタマノキは、周囲の木々に陽光を遮られ日陰の部分の葉が枯れるため、先ごろ周辺を明るくする作業が行われ、町の担当者が開花を写真におさめて確認した。町内で私が知っているもう1本のオガタマノキが、久良の若宮神社境内にある。さくねん訪れた時にはもう散っていたので今年は少し前倒しして見に行った。モクレンの仲間らしい白い花が風に揺れている。ようやくこの樹の花も記録できた。陽樹であるオガタマノキは上え上えと伸びるため咲く花の位置は高く、注意深く観察しなければ気付かない。若宮神社のこの樹も、花は双眼鏡を使わないと見えないから、地元の人にもあまり知られていないかもしれない。

早咲きのヤマザクラ

 庭のバケツや水たまりの水に氷が張っていた。日中でも最高10℃までしか上がらない寒のような寒さの中だが、町内でいちばん早く咲く中玉の山中のヤマザクラを双眼鏡でじっくり観察してみたら、一輪が開いていた。脇本の県道沿いのヤマザクラでも一輪の開花を確認した。2本のヤマザクラはそれぞれ一輪ずつ開いているだけだから「開花」とはいえないのだろう。きのうは啓蟄であった。まだまだ寒さはぶり返すこともあるだろうが、花見の季節はすぐそこまで来ている。いやいや世間と少しばかり感覚の違うわたしの場合には、夏鳥の飛来が待ち遠しいし、まだ見ぬ花や虫に逢える楽しみがやって来ることが嬉しい。十数年前に誘われて義理で参加した花見以来、花見をしたことはない。とは言いながら、実は世間以上にいろいろな花を楽しんでいるかもしれない。

ウグイス初音

 きょう昼の国道気温表示は17℃。またまたウソを求めて行った惣川の桜の下では、成虫で越冬したキタテハ、アカタテハ、ルリタテハが飛び交い、モンシロチョウも姿を見せた。チョウ達をカメラにおさめていると、イトトンボの仲間であるオツネン(越年)トンボもレンズで捉えることができた。そんな至福の時間をいっそう引き立ててくれたのはウグイスのさえずりだった。ことし初のウグイスの歌はケキョ、ケキョだったが、どうやらもう1羽は ホー ホケキョと正調である。未熟な声と本格的な歌を聞きながらの虫探しは楽しい。虫狂いの爺さんに楽しみな時期がやって来た。

新エネ計画に喝

 きのうの閣議で、原発再稼動を推進するという新エネルギー基本計画の政府案を決定したという。さきの東京都知事選で原発反対派を大差で破り、今週日曜日の上関原発建設でゆれる山口県知事選でも圧倒的な勝利をおさめた勢いに乗じたのだろうか?原発の悪影響をほとんど受けずに恩恵だけ受ける東京都民とちがって、まずデメリットの方が大きいと思われる山口県知事選では、争点にすら上らなかった模様である。自らの利益しか追求しない原発関連企業と、税金を好き放題につぎ込む政治家達の思う壺になだれ込んでいく。洗脳された多くの国民達は、それを善しとしている。社会的責任を忘れた企業と、憲法の精神から外れきった国政が、国民の健康と命を奪っていく。

血圧でだまされるな

 血圧を下げる降圧剤「ディオバン」の研究データ偽装疑惑で、東京地検の特捜部が動き始めたという。こんな嘘八百は徹底的に正すべきだ。降圧剤にはもっと大掛かりな「やらせ」があると一部の医者は言う。ある医師が書いた本によると、血圧とは本来年齢とともに上昇し、60歳代後半ころから150の90くらいの数値は当たり前なのだという。そんな中で薬の売り上げ増を目論む製薬会社が働きかけ、じわりじわりと数値を下げて、ついにWHOまでが130と80という数字を認めることとなり世界の常識とされてしまったというのだ。飲まなくてもいい薬を、メーカーの儲けのために飲まされていることになる。さらに今病院で処方される降圧剤の副作用については、まずほとんどの医者が説明することはない。血圧を下げて循環器系の病気からは逃れられたが、細胞が変異して癌で死ぬリスクは知らされないというのである。


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