渭南エココミュニティー

INAN eco community
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続・探究心

 きのうの続きである。カナダのケベック州住民の誕生、結婚、入植、死亡を数世紀にわたって調査したスイス・ベルン大学の集団遺伝学者ローラン・エスコフィエによると、開拓者たちは移住しなかった者より結婚が早く、それだけ子どもの数も多かったといい、開拓者の夫婦は20%多く子孫を残したという。開拓者ならではの遺伝子や文化が占める割合は、彼らの集団、ひいては北米の人口全体の中で急速に上昇したとされる。このようにして、好奇心が旺盛で、技術革新に余念がなく、非安定志向で危険をいとわない性質を生み出す複数の遺伝子が選択されたのだろうという。今後もこの遺伝子を持った人口は増え続けるということなのらしい。
 黒潮に乗って移住してきた日本人の子孫であるわたしにも、おそらくその遺伝子は伝えられているはずだ。だが、危険をいとわないということと、地下資源由来の芳香族による発ガンやホルモンかく乱のリスク、核物質によるDNA損傷のリスクに無頓着というのは別格であって欲しい。わたしは石油由来の芳香族炭素化合物と放射能による人類の先行きを非常に心配している。個体に死が訪れるように種もまた滅びるという原則に立つならば、人類はいつか滅亡する宿命を負っている。だが、これら以外も含めて新しいものを求め続け、そのリスクに眼をつむり続けるならば、バイオスフィアの摂理を超えて滅びの時期を速めるだけではないのだろうか?

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