渭南エココミュニティー

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海を汚すとは?

 愛媛新聞の記事で、愛媛大学ほかの大学生たちが社会貢献合宿を行ったと出ている。見出しは「地域盛り上げる『宝』探索」である。場所は愛南町の銭坪地区とある。その中で、養殖道具放置について「道端に放置されている養殖道具が気になった。処分する資金はないが、海に放置して海を汚したくないという気持ちの表れだと聞き、感じるものがあった」の部分が気にかかる。海を汚したくないとは、航行する船のスクリューに巻き付いたり、漁のとき網や釣り針に掛かる物理的な物・ゴミとしてしか見ていないのではないかと思ったのである。わたしも不法投棄巡視員として、沿岸部の廃漁業資材の不適正処理をたくさん見てきた。そのほとんどが石油由来のプラスチック、すなわちポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ABS樹脂なのである。つまり石油業界で言う「芳香族」で占められている。ずっと書き続けているが、人間の五感が感知しない石油由来の多環芳香族炭化水素によるホルモン撹乱、発ガンのリスクに気付いていないのではないのかと気になったのである。たしかに海に置いておけば物・ゴミ、化学物質の両面で邪魔である。しかし、陸に置いていても化学物質としては夏の高温や風雨による劣化で大気中や土壌、水を汚染しやがては海に流れ込み、プランクトン、海草、小魚、大型魚、人間へと連鎖していく。「−感じるものがあった」などと簡単に納得してもらっては困るのである。

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