渭南エココミュニティー

INAN eco community
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< 学びの日 | main | いいことばかりは続かない >>

自然の力に人間が加勢

 きょうの愛媛新聞は、篠山の「アケボノツツジに異変」と大きく取り上げた。その原因はミヤコザサの鹿による「食害」だとも。だがその裏に、人間が鹿の食害を助長した事実が忘れられている。平成4年にミヤコザサに食害が出ていることを知った私は、数年の間に担当課職員として防鹿ネットの設置を提案した。だがこの提案は上層部の「鹿は銃で駆除すればいい」という一言で一蹴された。国立公園特別保護地区で銃猟が禁止されていることも無視された。この判断のバックには一部有力議員の意思が働いていたことも垣間見えた。さらに何年かたって、ミヤコザサがほぼ全滅した頃、ようやくネットが設置された。だが、根っこが無くなったミヤコザサが復活するはずも無い。こうして安山岩の上をうすく覆っていた腐葉土は流亡の憂目にあうこととなった。そして念を入れるように、ネットの中には2頭以上の鹿を閉じ込めている。鹿が閉じ込められていることは担当課職員に伝えたが、おそらくなす術も無く放置したままだと推測される。ここでは関わったそれぞれの個人を攻撃しているのではない。なにかを判断する時、人間は自らや関係者の立場や都合を優先してしまいがちである。防鹿ネットの施工時になすべき気配りが欠けていたことも含めて、人とはなんとも浅はかな存在であると思えてしまうのである。

スポンサーサイト


コメント

コメントフォーム










管理者ページ