渭南エココミュニティー

INAN eco community
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新たなリスク

 きのうの愛媛新聞は7面で、ネオニコチノイド系の農薬クロチアニジンの鳥への生殖影響を取り上げた。これまでネオニコチノイド系農薬は昆虫の神経系に作用するとし、ミツバチ大量死に代表される蜂群崩壊症候群(CCD)ばかりが注目されてきた。メーカーが言う「作用機序が違うから昆虫以外への影響は低い」とする主張は排除されることとなる。愛媛新聞も、我々と同じ哺乳類であるラットへの悪影響は取り上げた。記事の農薬クロチアニジンは、東京都健康安全センターの田中豊人さんが、マウスへの母体経由で仔マウスへの発達異常や行動異常を指摘している。さらに脳神経学者の黒田純子さんも哺乳類に対してニコチン様作用及ぼし、子どもの発達への悪影響の可能性を指摘している。有機リン系農薬にかわって出てきたネオニコチノイド系農薬は最近農家の使用が増えている。新たなリスクを後からあとから生み出してくる現代文明ではある。

キクイタダキに逢えない

 きょうも今日とて、キクイタダキを探しに篠山の麓へ。相変わらず逢えないのである。なにしろ生身のキクイタダキには一度お目にかかっただけで、その習性・生態を知らず探す方法も分からないのだから無理もない。図鑑によると国内では本州中部以北で繁殖しているらしいが、ユーラシア大陸に広く分布しているらしいから、遠くから来ている個体ならそろそろ北帰行が始まる。今季も逢えずじまいで終わるかもしれない。ところでこの冬は秋に感じさせられたほど冷え込まない。冬には何度か積雪をみるこの地で、まだ雪は積もったことがない。そのせいか冬鳥達も里に出てこないのだ。いまひとつ探しているウソは、篠山の標高の高いところでは見かけるのに、麓には下りてこない。ルリビタキやシロハラも里山では数が少ない。冬が早いと見越して早々に装着したスタッドレスタイヤはアスファルトにばかり接して磨耗がすすむばかりだ。

原発好きなら東京で

 東京都民は「原発はすぐには止められない」という人を知事に選んだ。すべての原発が止まっていて電力は足りているのに、止められないと言うのはどういうことなのだろうか?わたしが思いつく理由は、原発から離脱しないで時を稼ぎ、うやむやのうちに再開したいという腹を隠したいからだ。それほど他人の迷惑をかえりみず自らの目先の利便性と金が欲しいなら、せめて行き場のない核のゴミを東京で受け入れてもらいたいものだ。農漁業産品を生産しない都心なら食品の安全性は担保できるぞ!

久しぶりにアオバト

 もうウソが桜の花芽を食べに来るころだと、連日惣川へ通っている。相変わらず留鳥のヒヨドリ、メジロ、エナガ、冬鳥ではアオジ、ルリビタキが定番だが、きょうは珍しくアオバトの群れがやって来た。惣川で見るのは初めてである。塩分を求めて海水を飲むために海へやって来るというアオバトだから、どこで出合っても不思議ではない。

小判の種は蒔いたが

 おととい夕方、マンリョウとセンリョウの種を蒔いてみた。雨がきそうだったから。天気予報はみごとに的中し、庭の臼で見るところ100mmほど降ったと思わせるし、種に必要な寒さはまだこれからも薄くおおった土の下で与えられる。ところが自生の彼らを見ていると芽生えてからの成長に数年かかることを思い出した。やっぱり実生より山採りのほうが好かったかもしれない。

新発見に沸くだけでいいのだろうか

 メディアは連日STAP細胞発見関連の話題でもちきりである。すごい発見だと思うし、発見した女性の人柄にも感激させられる。しかし、ヒトの未来は明るいと感じさせるいっぽう、こういう治療が受けられる金持ちしか生き残れない未来を暗示しているようにも受けとめられる。遺伝的に仕組まれた疾病なら受容したいし、そのような治療を必要とする疾病に罹患しない化学物質の使用法など、根本的な対策について一切語られない世の中に疑問を抱いている。

こんな田舎で県内初のセアカゴケグモ

 きょうの愛媛新聞によると、愛南町内の工場で有毒外来種セアカゴケグモが見つかったという。セアカゴケグモは貨物船にもぐりこんで日本に来るから、まず最初に港湾の近くから広がるものと思っていた。第一印象は「え、こんな田舎で!」というのが正直なところである。だが記事の工場とはおそらく大阪府に本社がある工場だと推測できるから、大阪経由でやって来たのだろう。いまノロウイルスとインフルエンザが流行しているが、こちらも田舎だからと安心してはいられないようである。

タネを寒にさらす

 きのう書いたマンリョウとセンリョウの実は、倉庫北側の軒下で寒さにさらしている。秋に結実する果実は冬の寒さを経験しないと芽をださないと読んではいたが、その本当の意味を最近になって知った。田中修著「植物のあっぱれな生き方」によると、冬の寒さに出会う前のタネにはアブシシン酸という物質が多く含まれていて発芽を抑制しているのだそうだ。寒さを感じるとこのアブシシン酸が減少し、暖かくなるにつれてジベレリンという発芽を促す物質が作られるという。春が来ると発芽を抑える物質が減り、発芽を促す物質が増えて、発芽するのだそうだ。タネはただ寒さに耐えているだけではなく、秋の不順な暖かさにうっかり発芽して冬の寒さに枯死する「愚かさ」を避ける仕組みを身につけているのだという。ところでウドなどと違ってマンリョウやセンリョウは寒いこの時期に未だ実をつけているから、秋の異常な暖かさに遭遇することはなさそうだ。そうすると特段寒さに晒す必要はないのかもしれないが‥。

百両足りない

 庭の模様替えをしていて一坪ほどの空きスペースができた。築山の前だから背の低い植物を植えたいと思いながら決断できないで居た。そんな中「万両、千両、有り通し」という言葉を知った。万両(マンリョウ)と千両(センリョウ)と並べて一両(アリドウシ)をいっしょに栽培するとたいへん縁起がいいという語呂合わせらしい。なるほど面白いが、それならいっそのこと百両(カラタチバナ)と十両(ヤブコウジ)も植えて、万両から千両、百両、十両、一両とすべて揃えたいと思い立った。マンリョウとセンリョウは築山の実を収穫した。ヤブコウジとアリドウシは簡単に山採りできる。ところがカラタチバナは自然界でお目にかかったことが無い。百両足りないことになってしまった。だがこちらも種苗会社に注文すれば手にはいるはずだから心配は無用だろう。正月だてら来年のことを言うと鬼に笑われそうだが、今年苗を育てて土づくりに励み、来年は5種類の小判を並べてみたい。

世渡りが下手

 昨夕入浴中に家内から「○○中学校の△△さんが来ている」と声がかかった。学校からは一年中なんらかの講演依頼や観察会ガイドの依頼があるが、この時期は珍しいし、はじめて聞く名前である。どんな依頼だろうかとそそくさと風呂を出た。玄関には二人の男性。ひとりは以前その学校に居た顔見知りだったから、もう一人の若い先生が△△さんなのだろ。「寒いところで長い間お待たせして‥‥」と言いかけたわたしを遮って、若い先生は「本人は?」とわたしを睨みつける。「本人とは誰のことですか?」と問い返すと、△△さんは「□□。きょう学校に来なかったから」とおっしゃる。「□□とははじめて聞く名前だが」と応えて話しているうちに、家族の仕事から生徒の家が分かった。「その家なら道順はこうだ」と聞かれもしないことまで喋ってしまったら、横柄な態度を詫びることも、家を教えてもらった礼も言わずにふたりは出て行った。二人が帰った後で急に腹立たしくなってきた。あんな若造に睨みつけられたうえ、□□の名前を聞いた時「家にはそんな名前の人間は居ない」と突っぱねることが出来なかった情けなさがある。聞かれもしない道順を教えてしまったお人好しも悔やまれる。さらには帰り際に「一言非礼をわびろ」とも言わなかった。△△先生はおそらく担任なのだろうから、新学期には家庭訪問をして生徒の自宅は知っていたはずだ。我が家とはまったく違うし、わたしの名前が玄関の表札にも出してある。当該生徒の家かを真っ先に確認することすらできていない。世間の普通の人なら当然採るはずの態度を示せなかった情けなさで、昨夜は熟睡できなかった。そのうえ家内に腹立たしさをぶつけてしまった後悔もあった。いつまで経っても世渡りが下手だ。


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