渭南エココミュニティー

INAN eco community
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

ジョウビタキ初認

 ツチトリモチを探すため篠山に向う途中、正木の集落のおわりに架る香蘭橋付近でジョウビタキ♀を確認。阿倉駄場では声を聞いた。午後、リュウキュウアサギマダラを求めた大浜でも1羽のメスが葉陰に飛び込む姿を目撃。さらに夕方自宅でも声が聞こえた。秋祭りとともにやって来るジョウビタキ。一昨年だったか、極端に少ない年もあったが、今年も違えずにやって来てくれた。

サシバは終わりらしい

 2日に書いた撮影ポイントを一週間後からすこし移動して、馬瀬山園地の休憩所で撮影している。さらに鷹に近づいてレンズを向けられるので、今後はこの場所で撮影を続けたいと考えている。きのうもサシバとハヤブサをかなりのアップでシャッターが押せたのだ。馬瀬山では600mmレンズで200コマ以上も撮影しているが、残念ながら人様に見せられるような写真にはなっていない。今シーズンのうちになんとか一枚と思って今朝も3時間ほど頑張ったものの結局サシバが1羽ずつ3個体飛んだだけで終わった。この秋のサシバはどうやら終わりらしい。一年後の来秋にかけるしかない(フィールドに出る健康を維持しているか、ひょっとして生きていないかもしれないのに、やっぱり夢は見るのだ)

久しぶりにグンカンドリ

 きょうも早朝から馬瀬山の駐車場に陣取った。きのうと同じようにサシバが低く飛んでくれる。そのうち、一瞬カワウかと思わせた鳥は、細長く先の尖った羽の形からグンカンドリだとわかった。めったに逢えない鳥だから、確認より記録である。レンズを向けたがピントが合わせられない。近づくにつれてフレームにも入れられないほど速い。20年ほど前に宇和島沖で会ったコグンカンドリは高いところを羽ばたかずに滑空してくれたからじっくりと見ることができたが、今日のは御荘湾から福浦湾のほうへ羽ばたきながら先を急いでいく。けっきょく写真は撮れず、オオグンカンドリかコグンカンドリかも同定できずに終わった。それでも腹の一部が白いことはわかったから、幼鳥であったらしい。太平洋上などを飛翔して暮らすというグンカンドリ、人生二回目のお目見えだった。

新撮影ポイント発見

 先月20日から、渡り鳥の観察のために由良半島通いを続けている。家から片道33km、45分の時間がかかる。もうひとつの渡りのメッカ・高茂岬も片道31km。二酸化炭素の排出を抑えて、タイヤの磨耗も少なくするには、どこか近くに撮影ポイントを見つけなければと考えていた。今朝は思い立って西海半島の付根に当る馬瀬山で観察してみた。観察開始後30分もたったころ、ノスリ、サシバ、ハチクマと出てきて、やがてサシバが上昇気流をつかまえては鷹柱をつくる。さらにはオオタカ、ミサゴ、チョウゲンボウ、ハヤブサも姿を表しては去っていき、また新たな個体がやってくる。種類も数も出るのでカメラを据えたのは、展望タワー入口前の広い駐車場の片隅。周りは開けているからじっくり狙えるし、低い位置を飛んでくれるので尾の横帯もはっきり見える。駐車場は広く誰の迷惑にもならない。そしてお誂え向きの木陰もあるから、そこでイスに掛けての撮影である。自宅からの距離は12km。通うのにも、座るのにも快適な場所である。

命をひとつ助けた

 変わったトンボが居ないかと、家から車で5分ほどの小さな池を訪れた。車を停めると異常なほどのカラスの声。池を覆い尽くすほどのクヌギの大木に10羽ほどもカラスが群れている。ひょっとしてカラスが巣をかけていて、雛の巣立ちだろうかとすこしずつ動きながら見ているうちに徐々にカラスは逃げていってしまった。しばらくして目にはいったのはサンコウチョウの若鳥。どうやらカラスに狙われ、親や兄弟たちと引き離されて追い詰められていたらしい。ほんの少ししか飛べないで、枝を移動していく。おそらく未だ恐怖心いっぱいだろう。危険な場所からもっと遠ざかるまでカラスが戻ってこないようにと見張りを続けた。かろうじて道路上を飛び渡り、ヒノキの植林の中に移動できた。そちらではヒヨドリの声が姦しい。姿が消えてしばらくの間カラスの番をして、ひとつの命を助けることが出来たのかと、ちょっといい気分に。

ウグイスの歌

 今日もまた、午後の暑さをやり過ごすために森の木陰に座る。じっと動かずにいると、セミの声と鳥の声ばかりが耳にはいる。セミの声は年寄りの私の耳では判断できないから、ほとんど無視である。アオゲラの声がずっと続いているのは、おそらくこの夏生まれたばかりの若鳥だろうと見当がつく。ところでウグイスの歌は正調の「ホー ホケキョ」と、「ケキョ ケキョ」を続ける谷渡りばかりやる二つの歌が競演している。ところがその歌が途絶えた時、「チョッ チョッ チョッ」の地鳴きが聞こえてきた。お盆頃からはじまる地鳴きは囀りの合い間に始まっているのかと、さえずりから地鳴きへの変遷を聞いたのかと、一瞬感動を覚えたものの、成鳥の地鳴きである力強い「チャッ チャッ チャッ」とはどうも違うのだ。そうか、巣立ってしばらくした若鳥の歌の練習なのだと納得した。ウグイスたちは本当に狭い範囲を縄張にするから、谷をひとつ超えたら歌も違う。そんな自然の妙を古人は「鳴く声の 良きも悪しきも 親鳥の 教えにぞよる 藪のウグイス」と詠ったのだと、教育委員長をしていた先輩から教わったことも思い出した。

逢えないままかヤイロチョウ

 仕事で近くまで行ったので、グンバイトンボの谷を覗いてみた。ヤイロチョウとオジロサナエが目当てである。案の定ヤイロチョウの声は聞こえない。雛はもう巣立ったかもしれないが、卵から孵ったら鳴かなくなると経験しているから、餌を探しにくる親鳥を待つことにした。グンバイトンボはたくさん居る。カケス、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、コゲラなどの留鳥がたくさん出てきて、オオルリの親子が交互に姿を見せるから、あたらしいレンズの具合を試すにはもってこいだ。そうしていると久しぶりの陽光にきらめく赤い鳥が枝に止まり、アカショウビンの夫婦がモビングしながら去っていた。子育て第二段が始まるのだろうか?歩道の上には枝が張り出していて、鳥たちは下に居る人間に気付きにくい。なかなかいい場所なのだ。蒸し暑いため流れ落ちる汗を辛抱して3時間粘ったが、やっぱりヤイロチョウには逢えなかった。ところで昨夜、酒席をともにした正木のMさんから「家の前でずっとヤイロチョウが鳴いていたが、もう声が聞こえなくなった」と聞いた。篠山の麓だけでなく正木の集落にも今年は戻ってきていたらしい。ヤイロチョウは雛が巣立ったら追い立てるようにもっと涼しい標高の高い場所に移動するから、これからは別の場所で待つしかなくなる。今年も会えないで終わるかもしれない。

もどってきたヤイロチョウ

 篠山にヤイロチョウが戻ってきたと、定年後篠山をしょっちゅう訪れている宿毛市のAさん。Aさんによるとヤイロチョウは宿毛市にも何組か入っているとも。そういえば今年は篠山でクロツグミを聞かない。篠山ではヤイロチョウが来なくなってからクロツグミが入ってき始めた。おなじニッチ(生態的地位)にいるヤイロチョウとクロツグミは住み分けるしかないのだとずっと思ってきた。グンバイトンボを見る谷でも、5月にはクロツグミの歌が聞こえていたのに、ヤイロチョウ歌が始まってから歌わなくなった。だから篠山でもひょっつぃたらヤイロチョウが来ているのかもしれないとは思っていた。Aさんによると、独特の下腹のアカフンドシの幅が違う2羽を撮影したというから、おそらくペアが形成されているのだろう。篠山でクロツグミの声が大きくなったのはほぼ10年ほど前からだ。あの頃からヤイロチョウを諦めていたが、これほど間をおいて戻ってくるものなのだろうか。ヤイロチョウは営巣場所を昨年の場所から替えることは知っていた。だが、こんなに長い期間使わないで戻ってくることは初めて知った。なにはともあれ、片道100km走る必要がなくなったのだから、毎朝気軽に探索に出かけてみたい。

やっぱり逢えないヤイロチョウ

 一昨日だめだった下津井のヤイロチョウを訪ねた。4時に家を出て、都賀ダムに6時到着。ヤイロチョウの声を探しながら下津井には6時30分着。この時刻ならまだ歌っているはずなのに、どこからも声は届かない。8時、急きょ頭を切り替えて、きのうも声が聞こえたグンバイトンボの場所へ行くことにした。山を越えて1時間後に車を降り、重い600mmレンズと三脚をかついで山に入る。実はきのうオジロサナエ狙いで訪れたとき、ずっとヤイロチョウが鳴いていたのに、トンボねらいの機材しか担ぎこんでいなかったから、きょうは本腰を入れてヤイロチョウを待つことにしたかった。はじめてこの場所で口笛を吹く。以前K山でヤイロチョウの鳴き声を真似た口笛に反応してやって来た経験から、ヤイロチョウは口笛に反応すると思い込んでいる。先日教わった宇和島市のIさんも同じことを言っていた。このところ吹き続けているから随分と腕をあげた口笛を吹いても反応しない。そうなのだ、何年か前Iさんが吹いた口笛に反応したのなら、もうその音は人間なのだと彼らは覚えているのだ。K山でも2日は出てきたが、それ以降はヤイロチョウではなく人間だと学習したらしく思えた。きょうも何度も鳴いていたのに、私の口笛以降まったく静まりかえってしまった。ヤイロチョウの声を録音したテープを流す方法もある。でもそこまで彼らにプレッシャーを与えたくない。餌のミミズを探しに出てくるのに出会える僥倖にかけるしかないようだ。きのうは狙ったオジロサナエには会えず、ヒメサナエばかりだった。きょうは留鳥のカケスしか撮影できなかった。みじめな結果にもかかわらず帰宅したときの車のメーターは218kmとなっていたが、燃料代や車の損耗、温室効果ガスの排出を考えると、なんとも余計なことをしているとしか言えそうにない。でも日本で、カワウソの次に絶滅宣言されそうな動物は、ヤイロチョウなのだと思っている。

非効率でも動く

 ふるさとに戻ってきたヤイロチョウがもっとも活発に動くのは、雛が巣立つまでの一ヶ月ほどである。7月半ばには大半の雛が巣立ちを終えるから、この短い間に集中して観察したい。一昨日教わった下津井を訪れてみた。ところが目印になるはずの竹薮と田んぼに行き当たらないのだ。あきらめて梼原へ足を伸ばしてはじめての林道を歩く。居さえすれば必ずといっていいほど反応する口笛にも、なんの音沙汰もない。中津川の国有林でも反応はない。絶滅寸前の鳥だから当たり前だし、そんなに簡単に逢えるとも思っていない。一両日中には、グンバイトンボの場所のヤイロチョウを訪ねたい。これほど確立の悪い話はないのだが、出かけなければ結果は確実にゼロでしかない。


管理者ページ