渭南エココミュニティー

INAN eco community
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陶磁器から溶け出す鉛

  食器の溶出鉛から子どもの脳を守る会 代表 平岡宏則さんの手記。
 陶磁器(食器)業界に25年いましたが、アメリカへの輸出食器と日本国内向けの食器の鉛対策に大きなギャップを感じていました。陶磁器に使われる絵具のほとんどに鉛が使われています。釉薬に鉛を使うものもあります。これらの鉛が酸性(PH<7)の食品に反応して溶け出し、健康被害をもたらすため、アメリカでは世界一厳しく規制されています。日本は地場産業、伝統工芸の保護もあり、国民には鉛が使われていることも溶け出すことも知らせず、国際基準よりかなり緩い鉛溶出基準で対応してきました。しかし、1955年頃からの欧米の疫学的研究で、極低レベルの鉛暴露でも胎児や乳幼児の脳に影響し、知能低下を引き起こすことが分ってきました。また2000年頃より中国等からの輸入食器が急増している一方、初回サンプル検査だけで、無期限に検査省略のまま輸入されているのが現状で、当然、危険な食器が家庭に入ってきます。今こそ、日本でも胎児、乳幼児レベルでの食器の安全性について再考し、情報開示すべきです。

ナノ銀が耐性菌を増やす

  アメリカからのあたらしい報告。最近あまりメディアが取上げなくなった耐性菌。治療法がないため死に至らしめる原因菌だ。その耐性菌が、ナノ銀を使うことによって拡大しているとの報告だそうだ。バスタオル、ソックス、靴、化粧品、食品容器、ペットシャンプーなどに使われている銀のナノ商品の使用自粛を呼びかけている。

カワウソが居なくなった訳

  丑の日だから、またウナギに関連してカワウソの話。ニホンカワウソの一番の好物はウナギだという。春に遡上するウナギの稚魚は、河口でことごとく人間が奪取する。カワウソの口に入るウナギが減ったことは、カワウソにかなりのダメージを与えたかもしれない。おなじように川を上るアユも減ってしまって、琵琶湖産の移入種ばかりになって、カワウソの口には入りにくくなった。餌が減ったことも大きな理由かもしれないが、それ以外に合成化学物質の影響も無視できないらしい。「奪われし未来」によると、カワウソに良く似たミンクの雌は0.3ppm〜5ppmのPCBが含まれた餌を与えると、子どもを産めなくなってしまった。カワウソもミンク同様PCBに過敏なようだ、とある。ちなみに上記PCB濃度は、いま世界中の母親の母乳に含まれるレベルだという。最近、児童虐待の件数が激増しているのは、ヒトには子どもを産む能力は残されたが、体内の汚染物質が育児放棄するように作用していることの現われかもしれない。

順調なボケに加担

  最近、度忘れがひどくて目の前に居る人の名前が出てこないことがあったりする。とくに固有名詞が苦手だ。今日も除草剤ラウンドアップの原体名が思い出せない。○リホサートと浮かび上がるのに、○の一文字がどうしても思い出せない。「農薬毒性の事典」を開いてやっと、グリホサートと分った。その瞬間「そうそう」と思い出す。老人性痴呆が心配になって、黒田洋一郎著「アルツハイマー病」の「痴呆と痴呆でないもの」のページを読んでみたら、我が脳は順調に年老いているらしい。まだまだ使えるらしいが、加齢によって神経伝達がうまくいかなくなっているようだ。ネットで黒田さんの講演録を開いた。アミノ酢酸の神経伝達物質「グリシン」受容体に、グリホサートがくっ付いて脳内情報伝達を阻害することがあるという。グリホサートはグリシンの有機リン化合物だとある。グリホサートと同様遺伝子組換え農薬として利用されているグルホシネートには「易興奮性」があると、以前雑誌「科学」で読んだ。それ以来グルホシネートとは逆に反応が鈍くなると読んだグリホサートを使い続けてきた。そのグリホサートが、わたしの脳機能の老化に加担している可能性は高い。今さら知っても後の祭りだが。

震災の有害物質

  ようやく出てきた。震災による有害物質汚染である。きのうの毎日新聞は「宮城沿岸に有害物質 砒素など基準値最大2.2倍」の見出しだが、扱いは25面と粗末なものだ。砒素・フッ素・ホウ素化合物と鉛を書いているが、それ以外に多環芳香族炭化水素も忘れないで欲しい。津波で流された農漁業資材のほとんどは石油由来の多環芳香族炭化水素でできている。誰でも知っているように発癌物質である。ヒトとなじみの深い多環芳香族炭化水素も自然界にはたくさん在るから、おそらく放置されるだろう。ヒトと馴染み深い同物質は唾液で分解されるらしいが、つい最近付き合いの始まった石油由来の同物質に、ヒトは適応力を持たない。原発以外でも、癌に罹るリスクは低くないのだ。「がん対策基本法」で地下資源由来のこの物質を取上げていないことも、大きな問題である。拡散した有害物質には、癌だけでなく、ホルモンを撹乱する能力もあることを訴えておきたい。この度の震災でどれほど多くの人が病気に罹り苦しむのか?ヒトが適応できない物質を使い続けてきた文明が、いま首を絞めに掛かろうとしている。

東日本大震災と有害化学物質

  ほとんどメディアは取上げないけれど、大震災によってたくさんの有害化学物質が環境中に放出されたと心配している。二ヶ月以上の経ったのだから、もうそろそろメディアも気にしても良さそうなものだ。今日アクセスした「化学物質問題市民研究会」のHPには、次のような事に取り組むと掲載されていた。政府もメディアも関心を示さなくても、当たり前のことなのである。
 ・事業所からの保管化学物質の放出・火災
 
化学物質を含む粉塵吸入被害
 ・がれきからの、ダイオキシン、アスベスト等放出
 ・処理時の野焼きによる放出
 ・保管PCB、埋設農薬等

 ・
被災されたシックハウス、過敏症患者、アレルギー患者の方の健康維持
 ・避難時あるいは仮設住宅、再建住宅等でのシックハウス罹患他
 
廃棄物処理
 ・被災者の感染症、それにともなう化学物質使用
 ・土壌汚染除去

虫歯予防が最優先か?

  保育園や小中学校などで行われている、虫歯予防のためのフッ素洗口 ・塗布には、安全性、有効性、必要性、環境汚染他で疑問が多く、予防原則、公衆衛生政策上における基本的人権の尊重の観点から中止するべきだと、日弁連が意見書をまとめたらしい。題して「集団フッ素洗口 ・塗布の中止を求める意見書」だという。今年2月2日には厚生労働大臣、文部科学大臣、環境大臣宛に提出したという。1年ほど前に旧知の歯科医師から「子どもたちの虫歯をなくすために、町の水道水にフッ素化合物を混入したい」と聞かされて唖然とした。合成フッ素化合物の有害性はかなり知られている。虫歯予防だけ考えれば効果があるかもしれないが、生体への影響を考えればとても納得できる話しではない。歯科医師界では常識かもしれないが、あまりに危険な常識である。待ったをかける動きこそ常識的である。日弁連のHPでくわしく読むことが出来る。

続・スクラロース

  9日に書いたスクラロースに関して、「缶コーヒー以外にも使われているのでしょうね」とのコメントをいただいた。気になる方も居られるだろうから日本消費者連盟の文章から抜粋してみると次のようである。【缶コーヒー、カクテルなどの飲料、ガムなどの菓子類、デザート、ドレッシング、漬物など100品目以上の食品に使用】とあり、【製造・販売している主な事業者は、サントリー、キリン、アサヒビール、森永製菓、ヤクルトなどの食品・飲料メーカー】とも書いている。ただしあくまでも有機塩素化合物の特性を心配して安全性のチェックを求めている段階であって、この物質による健康影響が確認されているわけではない。しかし国民の命と健康を守る責務がある以上、国には予防原則に基づいた措置をとる義務があると理解され、手をこまねいているとすれば「国の無作為」と非難されるべきであろう。

人工甘味料スクラロース

  日本消費者連盟などが人工甘味料「スクラロース」に懸念をいだいている。なじみの薄い名前かもしれないが、缶コーヒーなどのラベルに記載されているから一度確認したいものだ。「微糖」と「ダイエット」を謳うスクラロースは砂糖(スクロース)に3個の塩素を化学的に導入した有機塩素化合物だから、トリハロメタン・ダイオキシン・DDT・PCBと同様に心配しているのは日本消費者連盟、食の安全・監視市民委員会、東京都地域消費者団体連絡会などである。これらの団体が昨年夏国に対して安全性の再評価と規制措置の要請書を送ったが、いまだに回答はないらしい。

PCBとカワウソ

  何年ぶりかに「奪われし未来」を読み返していて、カワウソに関する記述があることに気付いた。ミンクやカワウソはPCBに極端に過敏だと書いている。PCBは複写用紙や変圧器に使われていたことは誰でも知っているが、それ以外にもプラスチックや木材の難燃剤、ゴムの品質保持剤、漆喰、ペンキ、インクはては自動車のブレーキオイルにまで使われてきた。知らされないままに生活に浸透していた合成化学物質である。そして自然界では分解されるまでに何百年もかかる。そんなPCBと、類似のダイオキシンがカワウソを窮地に追いやったというのである。いま地球上の人間の血液検査をすれば、PCBが検出されない人は居ないだろう。ミンクの実験では3.6〜20ppmの濃度で死に至ったとある。ヒトの母乳の乳脂肪に含まれるPCBは5ppm程度だそうだから、理解しやすい数字である。PCBに過敏なカワウソがその影響を受けたことは容易に想像できる。

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